2013年11月15日

再契約

こんばんは。

一昨日のことですが、今年、自主トレをおこないました赤坂選手の契約更改がありました。

赤坂選手は育成選手なので、規約により自由契約になっていましたが、契約更改を済ませ、来年もプレーできることになりよかったです。

また、この件につきましては秋季キャンプ中で忙しい中、赤坂選手より連絡を頂きました。

今年はフォームの試合を観戦させて頂いたときに、タイムリーツーベースを打ってくれましたが、来年は支配下登録され、その活躍が1軍で見られることを期待しています。

私もトレーニング等で、支配下登録へのお手伝いが出来ればと思います。
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2013年11月06日

日本シリーズ終わって

こんばんは。

プロ野球は日本シリーズが終わり、まもなくオフシーズンを迎えます。

今季のプロ野球も色々なことがありましたが、私的には始まりと終わりを強く感じたシーズンでした。

始まりでは久本投手が所属が今季から広島に変わり、最初のシーズンでしたが、シーズンを通してほぼ一軍でプレーすることができ、充実の一年になったのではないかと思います。

来年も1月に自主トレをおこないますが、いまはそのプログラムや選択するエクササイズを検討しております。

自主トレの様子はブログを通じて、お伝えできればと思いますが、久本投手と共に広島の選手も参加されるので、遠方から来た甲斐があったと思って頂ける自主トレにしたいと思います。

始まりでは担当チームの卒業生で西武へ入団した高橋投手もチームのクライマックスシリーズ進出に貢献する活躍をみせてくれました。

正直なところ登板がないのはわかっていましたが、様子を見に行ったときは良くなってきたとはいえリハビリ中で2軍でしたから、今季は順位が確定した後に1軍の試合で投げさせてもらえたらいいなくらいに思っていました。

1軍に昇格してからも昇格当初は失点が続き、2軍に逆戻りになるのではないかと心配しておりましたが、シーズン終盤にみせた活躍は素晴らしく、彼自身、貴重な経験ができたのではないかと思います。

始まりがあれば終わりもあるのですが、中日、吉田選手が戦力外となってしまいました。

彼とは今年の自主トレで知り合ったのですが、大変、練習熱心で感心する程、バットを振っていました。

こちらでのトレーニングに興味を持ってくれまして、シーズン中も継続しておこない体格の変化が外見でわかる程でした。

また、高橋投手とは出身校は違いますが、担当チームの卒業生でロッテ、小野投手が今季で引退になりました。

先日会う機会があったので、お疲れ様と伝えられたのですが、甲子園出場、自主トレ、試合観戦などたくさんの思い出があり、もうユニフォーム姿を見られないのはやはり寂しく思います。

今後はスカウトとして活動するとのことでしたから、頑張ってもらいたいと思います。
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2013年07月31日

西武、高橋2軍戦登板

こんばんは。

本日、西武第2球場にておこなわれた西武対DeNA戦で高橋投手の登板がありました。

高橋投手は私の担当している加藤学園高校の出身で、本日が2軍戦ですが、プロ初登板です。

本日の登板は7対4とリードで迎えた7回表に3番手で登板して、投球回数1、被安打2、四死球1、三振3、自責点1でした。

肩の故障を抱えての入団でしたが、現在はコンディションもよくなっているそうですから、これからの登板で結果を残し、1日でも早く1軍のマウンドへ立ってもらいたいと思います。
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2012年10月25日

卒業生が指名されました

こんばんは。

今日はドラフト会議でしたね。

東浜選手、藤浪選手といった注目選手の去就も気になりますが、私は担当チームの卒業生で現在は西濃運輸さんでお世話になっている高橋くんの指名があるか気になっていました。

結果は西武から4位で指名され、担当チームの関係者は皆、喜んでおります。

彼とは数日前に話しましたが、プロでやりたいという意思は強く持ってましたから、指名され本当によかったです。

私も自身の担当チームからの指名はロッテ・小野選手以来なので大変嬉しく思います。

頑張ってもらいたいです。
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2012年04月19日

雁ノ巣、練習見学

こんばんは。

先程、静岡に戻りました。

今日は雁ノ巣で見学したことを写真を交え、ご紹介します。

雁ノ巣での練習見学や試合観戦はこれまで何回かありましたが、今回はあらためてウォーミングアップから試合までをじっくり見ようと早めに球場へ向かいました。

球場には9時前に着きましたが、既にウォーミングアップは始まっていて、ストレッチがおこなわれていました。

Stretch.jpg

ストレッチが終わりますとダイナミックウォーミングアップがおこなわれます。

その際には写真のようにマーカーコーンが置かれます。

marker .jpg

これは野球に限らず他競技でも用いられますが、動く範囲の目安になる他に中央のコーンのところで動きを切り換えたり、走る速度を変えたりします。

実際、複数の動きがおこなわれていましたが、ストレッチを含め肩甲骨、股関節周囲は積極的に取り入れられているのではと思いました。

久しぶりの見学でこれまでと違っていたのは、アーリーワークがおこなわれていたことでした。

Earlywork.jpg

私が球場に着いたときにはウォーミングアップとは別にアーリーワークでのバッティング練習をおこなう選手が複数いました。

この日の試合後、ニシと食事に出掛けたのですが、アーリーワークについて聞いたところ、アーリーワークは強制ではなく、前日に希望する選手が申し込む形でおこなわれているとのことでした。

ウォーミングアップが終わりますと、ポジション別、走攻守別の練習が同時進行でおこなわれます。

これまで、何回も見てきた光景ですが、今回の収穫はこれでした。

高校野球の場合、相手チームのグランドで試合をするときは勿論のこと、ホームであっても試合前の打撃系練習は守備系に比べたら、圧倒的に少なく思います。

具体的にはペッパー、素振りといったところではないかと思いますし、バッティング練習も公式戦前におこなわれても練習試合ではあまり見かけません。

では、なぜプロはおこなわれるのでしょうか?

相手チームのグランドでも打撃練習がおこなえる環境にある(時間の問題もあげられかと思いますが、これは考え方によって変わると思います)といった違いは勿論ありますが、私なりの答えは必要だからになるのではないかと思います。

この必要は、当日の試合だけでなく、長いシーズンを戦うにあたってになるかと思います。

プロでも数年前はおこなわれていなかったアーリーワークが、いまは多くの球団で取り入れられるという変化がありました。

流行、根拠なく何か取り入れようとは思わないのですが、高校野球における専門的ウォーミングアップの打撃系練習は見直す必要があるように感じました。

同時進行でおこなわれる複数のトレーニングとスキル系の様子

投手の守備練習
pitcherfielding 1.jpgpitcherfielding 2.jpg

フリーバッティングの後方でのティーバッティング
DSCF7341(1).JPGDSCF7343(1).JPG

写真以外にもフリーバッティングとは別にマシンを使ってのバンド練習、走塁練習、捕手、内野手、外野手とポジション別にノック、投手ではスキル系以外にランニング、体幹のトレーニングがおこなわれていました。

私的には、高校生には試合でパフォーマンスを発揮するための試合前のスキル系アプローチとして実施できればと思いました。


最後になりますが、今回はニシから色々と話を聞け、今後の参考になりました。

日焼けして、真っ黒になってましたが、写真のようにバッティングピッチャー、アーリーワークでは外野で守備、試合中はビデオ撮影と頑張っていました。

DSCF7344(1).JPGDSCF7345(1).JPG









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2012年04月17日

雁ノ巣、試合

試合開始です。

スタメン

阪神

1、荒木、2、田上、3、坂、4、野原将、5、森田、6、伊藤隼、7、林DH、8、中谷、9、清水、投手、岩本

ソフトバンク

1、中村、2、李、3、多村DH、4、柳田、5、田上、6、塚田、7、山下、8、立岡、9、牧原、投手、巽

1回表

荒木、四球
田上、左安(バスターエンドラン成功、無死1・3塁)
坂、 左安タイムリー(無死1・2塁)
野原、中安(無死満塁)
森田、中安タイムリー(無死満塁)
伊藤、左安タイムリー(無死満塁)
林、 右中間タイムリー三塁打(無死3塁)
中谷、右安タイムリー(無死1塁)
清水、二ゴ併殺
荒木、三ゴ

阪神7対0ソフトバンク

1回裏

中村、中飛
李 、三安
多村、左安(1死1・2塁)
柳田、三振
田上、三ゴ

2回表

田上、四球
坂、 遊併殺打
野原、左飛

2回裏

塚田、四球
山下、二飛
立岡、左安(1死1・2塁)
牧原、右安タイムリー(1死1・3塁)
中村、右オーバータイムリー3塁打(1死3塁)
李、 右犠飛
代打、仲澤、一邪飛

3回表

森田、三振
伊藤、右安
林、 二併殺打

3回裏

柳田、三振
田上、中安
塚田、中安
山下、中飛(田上タッチアップで2死1・3塁)
立岡、投ゴ

4回表

中谷、三ゴ
清水、遊ゴ
荒木、一ゴ

4回裏

牧原、二ゴ
中村、投ゴ
李、 遊ゴ

5回表

田上、左安
坂、 田上盗塁失敗、四球
野原、左中間タイムリー2塁打
森田、投ゴ
伊藤、四球

ソフトバンク投手、巽→有馬

阪神代打、林→黒瀬

黒瀬、遊ゴ

阪神8対4ソフトバンク

5回裏

仲澤、四球
柳田、左中間2塁打(無死2・3塁)
田上、二ゴ(仲澤ホームイン、1死1・3塁)

阪神投手、岩本→若竹

塚田、一邪飛
山下、左飛

阪神8対5ソフトバンク

6回表

中谷、投ゴ
清水、三振
荒木、中安

阪神代打、田上→甲斐

甲斐、三ゴ

6回裏

阪神投手、若竹→松崎

立岡、三内安
牧原、右安
中村、左飛(1死1・2塁)

阪神投手、松崎→西村

李、 遊ゴ(2死1・3塁)
仲澤、左安タイムリー(2死1・2塁)
柳田、右安タイムリー(2死1・3塁)
田上、三振

阪神8対7ソフトバンク

7回表

坂、 遊ゴ
野原、四球
森田、野原盗塁失敗、四球
伊藤、投手暴投(2死2塁)、代走、森田→阪口、左飛

7回裏

阪神守備交代、阪口、坂、野原

阪神投手、松崎→ジャン

塚田、遊失
山下、塚田盗塁成功、三振
立岡、三振
牧原、中飛

8回表

ソフトバンク投手、有馬→柳瀬、捕手、山下→堂上

黒瀬、二内安
中谷、一ゴ(1死2塁)
清水、右中間タイムリー2塁打
荒木、三振
甲斐、投ゴ

阪神9対7ソフトバンク

8回裏

中村、右飛
李、 左安
仲澤、遊ゴ(2死1塁)
柳田、左本塁打
田上、補邪飛

阪神9対9ソフトバンク

9回表

ソフトバンク投手、柳瀬→カストロ

坂、 遊ゴ
野原、三振
阪口、三振

9回裏

阪神投手、ジャン→加藤

塚田、中飛
堂上、四球
立岡、犠打

ソフトバンク代打、牧原→中西

中西、四球
中村、三振

10回表

ソフトバンク守備交代、中西、立岡、李、塚田

伊藤、左飛
黒瀬、三振
中谷、三振

10回裏

阪神投手、加藤→久保田

李、 左飛
仲澤、左安
柳田、遊併殺打

9対9引き分け

展開がおもしろい試合でしたが、ゲームの進め方がプロは違うなというのが感想です。

カストロ投手の球の速さ、柳田選手の本塁打は驚きでした。
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雁ノ巣、試合前

こんにちは。

雁ノ巣球場に来ています。

久しぶりに来ましたが、球場の周りが変わっていて驚きました。

駐車場も有料になりましたね。

私は9時頃に球場に来ましたが、既にソフトバンクのウォーミングアップは始まっていました。

以前に見たものと流れの大きな違いはありませんでしたが、下肢のストレッチにおいてはダイナミックとスタティックを併用している点など参考になりました。

また、アーリーワークなのでしょうか、ウォーミングアップの時点で山下、塚田、立岡選手は打撃練習をしていました。

ウォーミングアップ後は主にスキル系の練習になりますが、改めて見ますと効率よく複数のスキルを含めた練習・トレーニングがおこなわれています。

高校野球では見られない光景ですが、自チームのグランドで練習試合のときは取り入れたいと思いました。

先程、阪神が到着、いまはウォーミングアップ中です。

ソフトバンクの打撃練習は続いておりますが、先程まで、ニシが投げてました。

だいぶ、日に焼けてましたが、元気そうでよかったです。


試合については、後ほど、レポートします。
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2011年11月07日

対決

こんばんは。

今年の日本シリーズはソフトバンク対中日の対戦となりましたね。

今季、全チームに勝ち越しと圧倒的な強さをみせたソフトバンクですが、これまでクライマックスシリーズでの敗退が続いていたので不安を抱いていた方も多かったと思います。

ファンの方に限らず選手にも日本シリーズ進出が決まったあとにニシと話す機会があったのですが、初戦はレギュラーシーズンと違った固さがチームにあったそうです。

しかしながら、それも逆転で拭い去ったのではないかと思います。

私的にはニシが1軍の担当に代わって最初の年に交流戦、レギュラーシーズンの優勝、日本シリーズ進出とここまで最高の結果が出ているのを嬉しく思います。

一方、昨日、日本シリーズ進出を決めた中日ですが、クライマックスシリーズでは久本投手がベンチ入りしていました。

残念ながら登板機会がありませんでしたので、身体が軽くなりすぎないよう、本日トレーニングをおこなったのですが、昨日の試合後に早速、トレーニングをという連絡でしたから、すでに日本シリーズに切り替わっていました。

ニシから連絡があったのも日本シリーズ進出が決まった日で、連絡を受けた時間が早く驚いたのですが、日本シリーズがあるのでビールかけだけおこなったようで、こちらも次のステージに向かっているなと感じました。

選手とスタッフと立場は違いますが、この対決を楽しみに観戦させてもらいます。
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2011年05月06日

1軍登板

こんばんは。

昨日、1軍に昇格した中日、小熊投手ですが、本日の巨人戦で登板がありました。

内容は3対0と巨人リードで迎えた、9回表からの登板で坂本、捕邪飛、鶴岡、遊ゴ、小笠原、中飛と三者凡退に抑えたのですが、1軍では初登板ですから、大したものですね。

1軍定着、飛躍のシーズンとなることを期待しています。
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2011年01月03日

130キロ

こんばんは。

昨日のことになりますが、東京ドームにて、プロ野球OB選抜と韓国の人気俳優チームとの試合がおこなわれたそうです。

試合の方は12対6でプロ野球OB選抜が勝ったそうですが、この試合で元ロッテの村田兆治投手が登板し、最速が131キロだったそうです。

元プロ野球投手が引退後も130キロを投げれるというだけでは驚きもないでしょうが、村田投手は61歳です。

これには驚きと同時に凄さを感じました。

普段、高校野球のチームで仕事をさせて頂いておりますが、高校年代で140キロを越える投手に出会うことは滅多にありません。

球の速さだけが投手に要求される要素ではないですし、むしろ球速よりもコントロールに長けている方が高校年代では、よいパフォーマンスを発揮できるというのもあるのですが、私的にはオーバーやスリークォーターであれば、130キロというのは1つの指標にしています。

ところが、この130キロというのが、1年生から出すような投手に会うというのは最近はなく、早くて2年生の秋の終わり頃、または3年生になってというのが現状で、出ない場合もあります。

繰り返しになりますが、出なければ勝てない訳でもありませんし、本格派で勝負するだけが投手ではないですが、130キロというのは最近は1つの壁になっています。

ですから、元プロ野球投手とはえ、61歳という年齢で130キロ台が投げれるというのは凄いことですし、高校生にしてみたら、年齢的には自身の祖父くらいの人が、自分より速い球を投げるのですから、より驚きと凄さを感じることでしょうね。
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2010年12月12日

久しぶりに

こんばんは。

昨日、私の住まいの隣町で現役ならびに元プロ野球選手による野球教室が開催されました。

この野球教室には今季日本一となった千葉ロッテから小野晋吾投手が参加し、選手の指導にあたったのですが、来静した同投手から連絡を頂き、久しぶりに話す機会がありました。

ここで簡単に小野投手との関係に触れておきます。

彼は高校は御殿場西高校が出身校になるのですが、私は彼の在学中、こちらの高校でコンディショニングの指導をさせて頂いておりました。

当時の私はいまのような個人事業者ではなく、病院に勤務していて、高校には病院からのトレーナー派遣という形で携わっていました。

ご存じの通り、小野投手は高校卒業後、プロ野球へと進んだのですが、プロ入り後の自主トレーニングは、この病院に充実したトレーニング施設があり、こちらでおこなっておりました。

という訳で小野投手とは彼の高校時代からの付き合いになります。

今回、久しぶりに会いまして、日本シリーズのことや高校時代の昔ばなしに花が咲いたのですが、トレーニングやコンディションに関する話は参考になることが多かったです。

昨今、野球のパフォーマンス向上や障害予防の点から、体幹、股関節の重要性は多く伝えられ、私もトレーニングや障害予防のエクササイズで取り入れておりますが、小野投手もこれについては重視しているようでした。

投球の運動連鎖(股関節、体幹の回旋)や腰痛の要因に関連することが昨今、注目される理由の1つかもしれませんが、プロはこれらの意識や取り組みが違うなと感じました。

また、コンディションやトレーニングに対する取り組みにおいて、印象に残ったのは、「どれだけ追い込めるか」という点でした。

これは苦しいことをたくさんやれば良いとか負荷を多くすればいいといった、所謂、根性論と呼ばれるようなことではありません。

プロ野球でいえば自身がこの世界で生きていくためにということになると思うのですが、習得しなければならないことに対して、真摯に取り組めるかということになり、真逆にあたるのが妥協ではないかと思います。

必要性、重要性を感じたとしても、その後の行動で結果は違ってきますし、小野投手は取り組んできたからこそ、それが言えるのだと思います。


話は変わりますが、私は小野投手のことは、晋吾(しんご)と呼んでいます。

今回、久しぶりに会って話ができて嬉しかったのですが、別の意味で嬉しかったのが、晋吾は何年経っても晋吾なんですよね。

プロで成功したからといって人が変わるといったこともなく、今回も帰り際にいつでも連絡してくださいと多忙な身であるにもかかわらず、そう言ってくれました。

彼のブログでも触れてますが、契約更改で新たに3年契約を結んだそうです。(この契約についても話がでたのですが、大変、感謝していました)

30半ばということもあって、もう年ですからと冗談混じりに言ってましたが、40代現役と続くよう頑張ってもらいたいと思います。
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2010年11月02日

打者転向、赤坂選手

こんにちは。

本日、日本シリーズ第3戦に挑む中日ドラゴンズですが、戦力外通告がありました。

その中で、赤坂投手が育成選手となり打者に転向との記事がありました。

赤坂投手は今年の自主トレで久本投手と一緒にトレーニングの指導をさせて頂いたので、今季の動向を気にしておりました。

高校時代から打者としての評価も高く、ファームの試合で打席に立ったときにはヒットを放つこともありましたし、投手から野手に転向して成功した選手もいますから、赤坂選手もそうなることを期待しています。

プロ野球選手の自主トレは、久本投手たちの指導の前から毎年お手伝いさせて頂いておりますが、そのほとんどが投手で野手はあまりないですし、投手と野手では内容も異なる面もあるので、来年、赤坂選手がこちらで自主トレをおこなうかはわかりませんが、そのような機会があれば、サポートできるようにしたいと思います。

大きな決断であったとは思いますが、来季、支配下選手登録され、1軍の打席に立てるよう、頑張ってもらいたいです。
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2010年07月02日

赤坂投手、ファーム広島戦に先発

こんばんは。

本日、ナゴヤ球場でおこなわれたウエスタン・リーグ、中日対広島戦で赤坂投手が先発しました。

赤坂投手はこれが8試合目の登板で、内容は以下の通りです。

1回表

安部 、二ゴ
 丸 、中安(二盗成功)
田中 、四球
会沢 、左安@
フィオ、左飛
中谷 、一ゴ

2回表

堂林 、三振
鞘師 、遊飛
伊東 、二ゴ

3回表

安部 、三振
 丸 、一ゴ
田中 、二ゴ

4回表

会沢 、三振
フィオ、中安
中谷 、右安
堂林 、遊飛
鞘師 、一邪飛

5回表

庄司 、左飛
安部 、ニゴ
 丸 、三塁打(本塁アウト)

投球回数5、被安打5、四死球1、三振3、失点1、自責点1、防御率5.46

立ち上がりの失点がありましたが、その後は抑えていましたから、先発の役目は果たせたのではないかと思います。

中日では、今季、若手の投手が1軍で先発をしていますから、赤坂投手もこれに続くよう、頑張ってもらいたいと思います。

尚、試合の方ですが、赤坂投手は5対1で中日がリードして交代、その後、6回、矢地投手、7回、河原投手、8回、三瀬投手が無失点で9回を迎えたのですが、9回に5点を奪われ5対6と逆転され、中日が敗れ、勝ち投手にはなりませんでした。
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2010年05月07日

まもなく交流戦

こんばんは。

久しぶりの更新になりますが、ゴールデンウィーク中は担当チームの練習試合や練習に帯同しておりました。

ゴールデンウィークも終わり、いつものないように仕事帰りにラジオでプロ野球を聞いていますと、来週から交流戦が始まるとのことでした。

昨年は、ソフトバンクが優勝でしたが、これまで交流戦は全て、パ・リーグの球団が優勝していますね。

その点では、セ・リーグの球団が初めて優勝するのか、パ・リーグの球団がまたも優勝するのかといった優勝争いは注目ですが、私的には各球団の交流戦の戦い方に注目しています。

交流戦とセ・リーグ・パ・リーグでの戦いとではいくつか異なる点がありますが、一番の違いは日程ではないかと思います。

他にも予告先発がなかったり、セ・リーグの主催試合では指名打者制は適用されません。

この点だけでも投手のローテーションも変わってきますし、セ・リーグの球団では誰を指名打者に起用し、打順をどうするのか(パ・リーグの球団の主催試合の場合)、パ・リーグの球団では打順を考えた投手交代(セ・リーグの球団の主催試合の場合)といった点は注目です。

これまでと違う戦い方が要求されますから、交流戦で大きく勝ち越しチームもあれば、負け越すチームもあるでしょうし、交流戦前後で各リーグの順位に変動があるかもしれません。

普段通りの戦いができるという点では主催試合で負け越さないというのが、1つのポイントになるのではないかと思います。

昨年優勝のソフトバンクはセ・リーグ全球団に勝ち越ししての完全優勝でしたが、特に主催試合では10勝1敗1分と驚異的な勝率でしたし、ソフトバンク以外の球団の多くも主催試合に関しては勝ち越している球団が多かったです。

今年はどんな戦いになるのか楽しみですね。
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2010年03月21日

赤坂投手先発

こんばんは。

本日おこなわれたウエスタン・リーグ、オリックス対中日戦で赤坂投手が先発しました。

投球内容は以下の通りです。

1回裏

バイナム、ファーストゴロ
森山、セカンドエラー、盗塁失敗
一輝、セカンドゴロ

2回裏

浜中、セカンドゴロ
相川、サードゴロ
迎、ツーベースヒット
長田、セカンドゴロ

3回裏

辻、レフト前ヒット
丹羽、三振
バイナム、フォアボール
森山、センター前ヒット
一輝、ライト前ヒット
浜中、ライト前ヒット
相川、サードゴロ(併殺打)

迎、センター前ヒット
長田、ライト前ヒット
牽制アウト
辻、ライト前ヒット
丹羽、レフトフライ
バイナム、三振

5回裏

森山、センター前ヒット、盗塁成功
一輝、セカンドゴロ(進塁打)
浜中、犠牲フライ
相川、センター前ヒット
迎、フォアボール
長田、センターフライ

6回裏

辻、ホームラン
丹羽、セカンドゴロ
柴田、セカンドライナー
森山、センターフライ

7回裏

一輝、ツーベースヒット
浜中、ファーストファールフライ
相川、三振
迎、ショートゴロ

投球回数7、被安打12、四死球2、三振3、失点4、自責点4

試合は4対4の引き分けで赤坂投手に勝ち負けはつきませんでした。

内容はあまりよくなかったようですが、ファームの先発ローテーションに入っているようですから、次回の登板は勝ち投手となるよう頑張ってもらいたいと思います。

尚、この試合で久本投手の登板はありませんでした。
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2010年02月16日

お仕事白書

こんばんは。

プロ野球は春季キャンプ真っ只中ですね。

昨年までは色々とキャンプ情報を見たりしていたのですが、今年は中日の情報をチェックする程度で、あまりチェックしていませんでしたが、今日は久しぶりにソフトバンクの球団サイトを見てみたところ、ホークスお仕事白書というのがありました。

これはトレーナーや栄養士といったコンディションに関わる方や球場でのアナウンスやスコアラーなど、様々な仕事を紹介するものです。

実に多くの仕事があり、将来、野球に携わる仕事に就いてみたいと考える方には参考になるかと思います。

また、選手たちが常々口にする感謝という言葉も、これだけ多くの職種の方の支えがあってこそ、野球ができるというのをわかっているから、言える言葉ではないかと思います。
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2010年02月12日

見学

こんにちは。

プロ野球のキャンプは中盤になりましたね。

みなさんの中にもキャンプ見学に行かれた方、これから行かれる方といらっしゃるかと思いますが、私はプロ野球ではなく、高校野球のチームの見学をさせて頂きました。

見学させて頂いたのは、昨秋の地方大会(各都道府県大会の上位校で静岡でいえば東海大会)に出場したチームです。

目的としては、選手のスキルやフィジカル面のレベルを知ること、取り組む姿勢になります。

フィジカル面については、担当チームもトレーニングの効果で昨年と比べ成長は見られるのですが、これが地方大会に出場したチームと比べてどうであるかの確認になります。

取り組む姿勢については、元気があって、よく声がでます。

この声はワンプレー毎によく出ていて、途切れることがないのですが、これは一球に対して集中しているのもありますし、目的を理解しているから出るものと思います。

ですから、ミスに対してはチームメイトから指摘の声が飛びます。

また、今回はお会いする機会はありませんでしたが、こちらのチームにもトレーナーさんがいらっしゃり、ウォーミングアップではストレッチや肩のエクササイズ(投球コーディネート)といったものが取り入れられていました。

投球においては、色々なチェックポイントがあるかと思いますが、私はその中の1つで右投げであれば左の肩甲骨をポイントにしています。

見学させて頂いたチームはこの点を意識して取り組んでいるように感じたので、監督さんに質問させて頂いたところ、この使い方が開きに関連すると仰っていました。

大変、勉強になることが多くありがたかったです。

来週は別の地方大会に出場したチームの見学をさせて頂くので、今回の見学とあわせて、担当チームの指導に持ちかえられるよう、しっかり見学してきたいと思います。
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2010年01月27日

チェン投手のトレーニング

こんにちは。

先日、中日スポーツ、日刊スポーツに中日ドラゴンズ・チェン投手がメジャー式トレーニングを導入との記事がありました。

チェン 肩、体幹強化へ新器具

中日のチェン・ウェイン投手(24)が24日、メジャー式トレーニングで自己最高の成績を目指すと誓った。ヤンキース時代の06年にア・リーグ最多勝に輝いた王建民投手(29)も採り入れている方法。故郷・台湾のスーパースターにあやかり、最優秀防御率のタイトルを獲得した昨季に続き、今季も大活躍してみせる。

 最優秀防御率のタイトルを獲得しても、チェンは満足していなかった。「左肩痛で1カ月くらい休みましたから。1年間のスタミナをつくり、ケガしないようにしたい。1年間ローテを守りたい」。今季への強い思いを胸にオフの間、練習を試行錯誤した。たどりついた方法が、台湾のスーパースター・王建民のトレーニングだった。

 「2本の線みたいのを使ってやるんですよ。肩の周りとか体幹(腹筋や背筋など体の中心の筋肉)を鍛えられます。全部が鍛えられるんです」

 王建民だけでなく、北京五輪の女子100メートル代表の福島千里らも採り入れているトレーニング方法。天井や柱などにくくりつけた2本のひもを、両手でうつぶせや仰向けの状態で持ち、体を持ち上げるなど数十種類の練習法がある。「大リーグでも使う選手は多いですね」と勝崎コンディショニングコーチ。チェンが台湾で使っていたものは約50万円と高額だったため、自費で5万円弱の簡易版を購入。沖縄での春季キャンプにも持ち込む。(中略、中日スポーツより)

中日チェン「宙づり」メジャー器具導入

中日チェン・ウェイン投手(24)が24日、今季はケガ防止のために、ウエートトレーニングにメジャー流器具を取り入れることを明かした。同じ台湾出身の王建民(ヤンキースFA)ら多くのメジャーリーガーが愛用しているというTRXで、キャンプにも持参予定。昨年は左肩を痛め、1カ月間戦列を離れたが「今年こそケガをせず、1年間ずっと先発で投げ続けたい」と、昨年以上の活躍を誓った。

 将来メジャー挑戦を希望しているチェンが、一足先にメジャー流トレーニング器具を導入する。今オフ、台湾に帰国中に、メジャーで勉強を積んだトレーニングコーチから紹介してもらったという「TRX」。体の重さを利用して全身の筋肉を鍛えることができるサスペンション器具だ。

 アメリカではメジャーリーガーやプロゴルファーらの間で流行っている器具だといい、台湾人では、王建民投手(ヤンキースFA)や羅國輝外野手(マリナーズ2A)らも愛用している。チェンは「結構いい練習になった。どこに行ってもできるので、キャンプやビジターの試合にも持って行こうと思います」と、携帯用タイプを約5万円で購入。さっそく沖縄行きの荷物に加えたという。

 もともとは米海軍の将校が機具のない孤島で、パラシュートのコードを使ってトレーニングしたのが始まり。つり輪上のハンドルと呼ばれるひもに足をぶら下げて腕や腹筋を鍛えたりできる。「宙づり」のような不安定な状態を作ることでバランス力が必要となり、体幹トレーニングの効果が大きくなるとされる。

 沖縄入りは26日の予定。「また始まるんで、しんどいな〜というイメージもあるけど、キャンプでは1年間のスタミナを付けられるようにしたい」。一足早くメジャー流トレを取り入れ、先発フル回転を目指す。(中略、日刊スポーツより)


私もTRXではありませんが、レッドコードを使い、このようなトレーニングは一昨年の自主トレからおこなっております。

昨年のレッドコードを使った、自主トレの様子

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今後は日本のプロ野球界でも、チェン投手のようなトレーニングをおこなう選手が増えるのではないかと思いますし、TRXについてはある球団では既に取り入れられているようです。

ただ、私見ではありますが、プロ野球選手がおこなっているからといって、アマチュアのチーム(高校年代)がすぐに実施するのはリスクが伴うのではないかと思います。

このエクササイズは、非常に強度も高いですし、先ずは器具を用いず自体重でのスタビライゼーションエクササイズやバランスボールなどを用いたエクササイズを十分におこなった後に導入するのがよいかと思われます。
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2010年01月01日

新年

あけましておめでとうございます。

2010年が始まりましたね。

プロ野球選手の自主トレも本格的に始まるかと思いますが、元旦のプロ野球関連の話題を見ますと、早くも今オフの話題が取り上げられていました。

中でも目をひいたのは、日本ハム、ダルビッシュ投手のポスティングでのメジャーリーグ移籍の可能性に関してですが、希望した場合、球団は容認するとのことでした。

他にも、再来年ですがソフトバンク、川崎選手も海外移籍が可能となったら、視野に入れているようです。

両選手ともメジャーリーグで活躍する力は十分にあるかと思いますが、近年は日本人選手のメジャーリーグ移籍が多くなりましたね。

これについては個々の選手のパフォーマンスが優れていることもさることながら、昨年のワールドベースボールクラシックにおける優勝を見ても日本野球の国際大会における競技力の高さもあると思います。

サッカーと比べ世界的普及という点で野球は特定の国に限られてはいますが、プロレベルのみならずリトルリーグの世界選手権でも昨年までの過去10年で優勝2回、準優勝3回という結果からも日本野球のレベルの高さは幅広い年代でいえると思います。

また、アジア圏におけるメジャーリーガーも日本は通算で40名と韓国12名、台湾6名を圧倒していますし、メジャーリーグ16球団が日本国内(アジア地区担当含む)にスカウトを配属しているそうです。(上記のデータについてはコーチング・クリニック2010年1月号より引用)

このようなデータ等を見ますと、普段、何気なく見ているプロ野球は、非常にレベルの高いものといえるかと思います。

今年はどんな素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのか、今から開幕が楽しみです。

気ままな更新ではありますが、ブログでも色々と取り上げていけたらと思いますので、今年もよろしくお願いします。
posted by たて at 20:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

教授のお話

こんにちは。

今日は今季19年間の現役を終え引退された、元ロッテの小宮山悟投手がITmediaエンタープライズに掲載された記事を御紹介します。

「頭を使わない選手は何をしても駄目」

19年間のプロ野球生活にピリオドを打ち、今シーズン限りでの引退を表明しました。これまで長年にわたり身体を酷使していたので、少し身体を休めて、2010年1月からは野球評論家としてプロアマ問わず野球界にかかわっていくつもりです。

 それと並行してバイオメカニクスに関する研究も進めていきたいと考えています。わたしは2006年から2008年まで早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科に在籍し、投球フォームに関するバイオメカニクスを専攻していました。当時、教授に言われたのは、同じ145キロのボールでもなぜ1イニングと7イニングで球質の重さが変わるのかと。野球では一般的な表現ですが、野球を知らない人にとっては、同じボールなのに重く感じたり軽く感じたりというのは不思議で仕方ないというのです。実はボールの回転数が影響しているのはある程度認知されているので、回転数のどこを基準に球質の重さが変わるのかを明らかにできればと思います。

 研究は好きですね。普段からいろいろなことに対して自然と疑問を抱くことが多い性格なので、その都度、書籍などで調べものをしています。勉強は好きではありません。試験合格や資格取得のために何とか知識を身に付けようとするのが勉強ですが、研究は極端な話、身になりません。わたしは身にならないものに費やす時間が好きなので、四六時中、頭の中でごちゃごちゃと考えています。

 思考することはまったく苦になりません。現役時代、先発ローテーションに入っていたころは1週間に1度しか試合で投げないため、時間がたくさんありました。チームの試合を見ながら「自分ならこうした、ああした」と日ごろからシミュレーションしていました。試合前の準備段階でかなり頭を使っていましたね。

 ですから、自分自身で確立したデータを持っていました。例えば、球団から対戦チームの打者の情報などが提供されるのですが、さほど重視していませんでした。ある程度の傾向はつかめますが、あくまで自分のデータを活用していました。



主審も味方に

 1997年に最優秀防御率投手になった要因として、データを十分に活用できたことが大きいでしょう。この打者はどういった球種が好きで、どのコースを見逃すかなどを把握していれば、早いカウントから打ってもらうよう仕向けて、球数を抑えることができます。2、3球で打者一人を処理するような投球をしていましたね。

 人にはそれぞれ最大速度があるため、いくらそれ以上速く投げようとしても難しいわけです。けれど、遅いボールはいくらでも投げられます。全力で投げて140キロであれば、わざと少し抜いて135キロのボールを投げたり、同じ変化球でも速い変化球と遅い変化球を使い分けたりと、緩急はかなり有効に活用していました。

 さらに当時は主審を味方につけており、カウントを容易に整えられたことも大きいですね。前シーズンや春季キャンプの投球を見てきており、コントロールが良いという先入観で判定するようになっていました。ある程度きわどいコースのボールはストライクと判断してくれました。いつもストライクを取るところに投げてボールと宣告されたら、少し含み笑いをして主審にプレッシャーをかけました。すると次からは間違いなくストライクになりました。



頭で理解できない選手は駄目

 研究好きが功を奏したのか、野球人生を通じて多様な球種を習得しました。振り返ると、小学生のときに投げたカーブが基本になっています。逆の回転を与えれば反対に曲がるし、回転の速さを変えれば曲がり幅が小さくなるだろうと仮説を立てて実践していました。誰にも教えられることなく変化球を投げるようになりました。

 投げ方は身体で覚えるのも必要ですけど、それ以前に頭である程度理解していなければスムーズに習得できません。何人もの選手を見て築いた自論です。カーブの投げ方を教えてくださいとやって来る選手がいて、基本的なことは教えてあげるのですが、うまく投げられない。そうしたときに、「なぜ自分はカーブが投げられないのか」について深く考えない選手は何をやっても駄目でしょう。次のステップに進めません。きちんと考えられるかどうかが分かれ目だと思います。わたしの場合は、いつも「なぜ」というキーワードが頭の中にありました。そのため、次のステップに進むにはどうすればいいか、すぐに切り換えて考えていました。

 ほとんどの変化球は投げられるのですが、どれだけ努力してもナックルボールは習得できませんでした。バレンタイン監督からも投球の幅を広げるために投げろと言われたため、投げ方を模索した結果、ナックルボールのような変化をする魔球「シェイク」が生まれました。ただし、正式なナックルボールではありませんし、ナックルボールを投げる人に対する敬意もあったので、シェイクと名付けました。

 ところで、「投げる精密機械」「ミスター・コントロール」といったニックネームがあるそうですが、自分で名乗っているわけではないので勝手にしてくれという感じです。わたし自身はコントロールがかなりアバウトだと思っています。性格についても、完璧を求めているように見えて、意外と及第点は低いところに設定していたり、ざっくばらんなところがあります。気難しそうだという周囲のイメージとのギャップが大きいようで、初めて会った人に「こんな人だとは思わなかった」とよく言われますね。

 あえて完璧主義のように振舞うこともあります。若手選手はわたしのことを怖くて近寄りがたいと言いますが、「近寄るな」というオーラを出していますし、実際に怖い部分もあるはずです。例えば、野球を教えてほしいと相談してくる選手には丁寧に教えてあげますが、きちんと体得できなかったり、頼んできたにもかかわらず途中で投げ出してしまうようであれば、二度と許さないという厳しい態度で接しています。(談)


 記事中にあります「投げ方は身体で覚えるのも必要ですけど、それ以前に頭である程度理解していなければスムーズに習得できません。」というのは、その通りですね。

 小宮山選手が仰っているのと解釈が違うかもしれませんし、イメージという言葉が適切かはわかりませんが、頭でどのように身体を使うのかが描けないと上手くいかないように思います。

 また、「遅いボールはいくらでも投げられます」「全力で投げて140キロであれば、わざと少し抜いて135キロのボールを投げたり、同じ変化球でも速い変化球と遅い変化球を使い分けたりと、緩急はかなり有効に活用していました」というのは、投球のパフォーマンスにおいて有効であり、ヒントを与えてくれてます。

 緩急というとストレートと変化球や変化球の種類でつけるものと思われますが、ストレートにスピード差を持つことで作れますからね。

 高校生年代では難しいというかストレートで緩急をつけるという意識や発想があまりみられませんが、大学野球の関係者にお話を聞いたところこのようなことを実践している投手もいるそうです。


 この記事は前編で今後、どのようなお話が聞けるのか楽しみですし、参考になります。
posted by たて at 11:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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