2009年12月29日

超難関

こんにちは。

今年も残り僅かになりましたね。

私も今日から年末年始の休みに入らせて頂きましたが、年明けには自主トレもありますし、担当チームのメニューも変わりますから、デスクワークをしながら、過ごそうかと思います。

みなさんも様々な年末年始の過ごし方があるかと思いますし、旅行に行かれたり普段会えない友人に会ったりと楽しみなことも多いかと思います。

中には年末ジャンボ宝くじの抽選を心待ちにされている方もいらっしゃるかと思います。

私は買っていないので、当たりようがないのですが、宝くじに当選するのも難関ですが、プロ野球選手になるというのも難関です。

これについてはコーチング・クリニック、2010年1月号に連載されている「タレント」の発掘・育成を考えるにて、野球〜国内におけるタレント発掘・育成の現状〜にて小俣よしのぶ氏の記事にて紹介します。

みなさんの中には昨今の少子化やプロ野球のテレビ中継の減少から野球離れを懸念されるかもしれませんが、子どもに対する「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査では、5年連続でプロ野球選手が第1位(第一生命調べ)ですし、高校野球競技人口は2009年5月末現在で10年連続で増加しています。

競技人口が増えれば、プロ野球の場合は支配下登録に限りがありますから、プロ野球へ進める確率は低くなりますが、2008年では高校からプロ野球にドラフト指名され入団した選手は30名(育成ドラフトは除く)でした。

30名というと多く感じるかもしれませんが、同年のドラフト対象となる高校3年生の選手数は50942人で全体の約0.06%、約1698人に1人と超難関と言えます。

また、2004の調査ですが、プロ野球選手になったとしても、高卒が8.19年、大卒が8.73年、高卒後、社会人を経て入団で8.33年、大卒、社会人を経て入団で7.49年という在籍期間だそうです。

さらに、1軍試合出場経験者の平均在籍年数が9.61年であるのに対し、1軍試合出場経験なし(1軍に昇格したものの試合に出場しなかった場合も含む)では4.02年とその差は5年を超え、やはりプロは1軍の試合に出てなんぼといえます。

高卒選手が戦力外になりますと、年齢的に若いことから、これに対し色々な声が聞こえますが、1軍試合出場経験なしの場合は、4.15年、大卒が3.57年、高卒社会人が3.74年、大卒社会人で3.08年と報告されていて、入団後3、4年で1軍で試合出場という実績が不可欠と言えます。

契約金や年俸で色々と言われたりもしますが、平均で10年も在籍できず、まして1軍で試合出場がなければ3、4年しか在籍できないという現実を見れば、他者に言われることではないのではないかと思いますし、プロは結果ということを改めて感じます。

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2009年12月26日

自主トレの話題

こんばんは。

早いところでは昨日が仕事納めで、年末年始の休暇に入られた方もいらっしゃると思いますが、プロ野球選手も年内の自主トレを打ち上げた選手もいれば、引き続きおこなっている選手もいます。

自主トレの内容も選手それぞれ違いがあるようで、日本ハム、坪井選手は陸上女子100メートル、200メートル日本記録保持者の福島千里選手と合同トレーニング広島、永川投手は広島競輪場にて競輪トレーニングと異業種トレーニングをおこなったそうですが、この時期ならではの自主トレですね。

また、異業種ではありませんが、巨人、深田投手は指先の感覚を鍛える目的でキャッチボールにソフトボールを使用しておこなったそうです。

同じく巨人では、来季復活を懸ける高橋由伸選手は来月の沖縄自主トレではフリー打撃を解禁するようで、順調に回復しているようですね。

来季に期するという点では、中日、山井投手も年末ギリギリまでナゴヤ球場の屋内練習場で自主トレをおこなう予定とのことです。

来月の自主トレに目を向けますと阪神、久保田投手はキャンプ地の沖縄に1月上旬に入り始動、セ・リーグ最多勝、ヤクルト、館山投手は1月3日からハワイ自主トレをおこなうそうですが、そこにロードバイクを持参し、急高配な坂道でペダルを漕ぎまくるようです。

選手の中には元日始動する選手もいます。

このブログでもご紹介したかと思いますが、阪神、金本、新井選手もそうですし、日本ハム、稲葉選手も恒例のようですが、ソフトバンク、小久保選手も元日もそうですが、大晦日もヤフードームでトレーニングをおこなうそうです。

自主トレについては何日に始動するのが良いというものは私にはわかりませんし、選手それぞれだと思います。

しかしながら、キャンプをどのように、ひいてはシーズンをどのように迎えるか(過ごすか)を逆算していくと時間があるようでないものです。

トレーニング効果には休養も大切なことですから、休むことも良いのですが、始動時期を誤るとシーズンを棒に振りかねません。

プロに限らず、高校野球のチームもこれからオフを迎えるかと思いますが、この過ごし方が大切なので、しっかりと自主トレはおこなってもらいたいものです。
posted by たて at 19:19| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

ブログの更新のこと

こんにちは。

毎年、年の瀬になりますと今年の10大ニュースがテレビや新聞で取り上げられますが、私的にも野球界でも多くの出来事がありました。

野球界では、第2回ワールドベースボールクラシックで優勝、見事、連覇を達成しました。

また、この大会で指揮をとった原監督はペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、日韓の王者決定戦とすべての大会を制しました。

メジャーリーグではイチロー選手が9年連続200本安打、松井秀喜選手はワールドシリーズでMVPと活躍をみせてくれました。

国内のプロ野球では、広島カープは本拠地がマツダスタジアムに変わり、これまでと違った野球観戦が楽しめるようになりました。

ペナントレースでは楽天の躍進や個人に目を向ければ、ソフトバンク、摂津投手が新人ながらセットアッパーとして素晴らしい活躍をみせるなど、新たな面も見えましたが、反面、赤星選手(阪神)、緒方選手(広島)、小宮山投手(ロッテ)、立浪選手(中日)といった選手の引退、野村監督(楽天)の退団と寂しい話題もありました。

私にとっても、上記の出来事は大きな話題には違いありませんが、私的に最も大きな出来事は、やはりニシの戦力外、現役引退でした。

このことについては以前の記事にて書きましたので、今回は多くは触れませんが、改めて思うことは怪我の怖さです。

アリゾナ自主トレまで順調に調整が進んでいましたが、キャンプに入り、膝痛が起き、結果的にはこの影響による出遅れが響きました。

実戦で結果が出てきた頃には、既にファームの試合も残り少ない段階でしたから、順調にキャンプをおこなえていたら、結果は違ったものだったかもしれません。

もう1年チャンスをもらえたらという思いもありましたが、結果がすべてのプロの世界では叶わぬ願いでした。

幸いファームスタッフとして、野球に再び携われることは嬉しい限りですが、今だから言えますが、戦力外を知ったときには、食事を摂る気も起きませんでした。

このブログでも記事の中心はニシのことだったので、これを機にブログを止めようとも思いましたし、最近は記事の更新頻度も少なくなりました。

記事の更新については、ニシのこともそうですが、正直なところ、取り上げる話題が少ないというのもあります。

あまり専門的な内容にしますと、ご覧頂いている方に伝わりませんし、担当している選手のことも、書けないことが多くあります。

また、これはいやらしい言い方になりますが、個人事業でトレーニングやコンディションについてのノウハウプログラムの提供で生計を立てている立場では、ブログで発信できるものも限られますし、契約先については機密保持の義務があり、公になったあとの結果としてしか伝えられない実情があります。

正直なところ結果論で物を言うのは誰でもできますし、説得力に欠けるので心苦しいのではありますが・・・

他にも自身のブログの方針というかルールとして、本人を目の前にして言えないことは書かないというのもあります。

尊敬や敬意もありますが、私のブログではニシ以外の選手は呼び付けやニックネームをなるべく使わないようにしているのは、本人を目の前にして、年齢に関係なく呼び付けはしないからです。

選手の情報は色々なブログや掲示板などから得たりもするのですが、中には目にしたくないものを目にすることもあります。

私自身は他の方のブログへのコメントもほとんどしませんし掲示板へは一切しないのですが、これらについて感じるのは、本人を目の前にして言えないのだから書かなければいいのに、自身のマイナスの感情をインターネット上での書き込みという形で処理するというのにも疑問を感じますが、何より、素性がわからないから言いたいことを言うと言うのは、良くないことではないかと感じます。

個人個人、性格も違えば価値観も違いますし、野球の見方、捉え方も違います。

ですから、様々な野球を話題にしたブログがあるわけですが、それでも定義はわかりませんが、ファンとはいえ、言っていいこといけないことはあるかと思います。

話を自身のブログのことに戻しますが、こんなことを感じていますと、ネット上で話題にする程のことではないなというブログを通じて情報を発信することの葛藤もあり内容を変えることも考えたりもしましたが、タレントさんの日常ならまだしも私自身の日常などは誰も興味がないでしょうから、書くことがなくなっているのが現状です。

来月になれば各選手、自主トレが本格的になりますし、2月からはキャンプも始まりますから、記事の更新も変わるかもしれませんが、しばらくは、気ままな更新になるかと思いますので、ご了承頂けたらと思います。
posted by たて at 13:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

12月の自主トレ

こんばんは。

今年も残り僅かになりましたね。

私は年内は28日まで仕事になりますが、プロ野球選手関連の仕事は昨日が最終日でした。

1月からはキャンプに備え、自主トレが本格的に始まることから、12月の自主トレは自主トレ前自主トレと呼ばれたりするようですが、私も久本投手の自主トレ前自主トレをおこなっていました。

今月は週1回、久本投手に静岡に来てもらって、トレーニングをおこなったのですが、来月に向けて良い準備ができたと思います。

また、昨日はチームメイトの若手投手も参加(本人にブログで取り上げることを伝えていないので、名前は伏せておきます)したのですが、礼儀正しくトレーニング意欲も高い選手で、好感が持てました。

スケジュールの関係で全日程は無理ですが、今回のトレーニングに興味を持ってくれたようで、この選手も数日は来月おこなう静岡での自主トレに参加することになったので、久本投手と一緒に頑張ってもらいたいと思います。

posted by たて at 21:28| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

契約更改

こんばんは。

今日はソフトバンク川崎選手の契約更改がおこなわれましたが、その席で問題となっている個人トレーナーの球団施設への立ち入り禁止について、規制緩和の要望をしたそうです。

また、これ以外にも球団のトレーナー、トレーニングコーチの増員も要望したとのことで、球団も前向きに検討するそうです。

この問題については、こちらのブログで何回も取り上げて、特にあらためて申し上げることもありませんから、今後のゆくえを見守りたいと思います。

さて、話は変わりますが今のプロ野球話題は契約更改になるかと思いますが、更改後の記者会見や推定とはいえ年俸の公表というのは、今後も続けられるのでしょうか?

個人情報保護の点からは公表する必要もないでしょうし、これもあってか納税額の公表も見なくなりました。

以前からおこなわれていたことなので、抵抗がないのかもしれませんが、私的にはやめてよいのではと思いますし、可能であれば代理人に任せ、選手は野球に集中が望ましいかと思います。

また、公表されているがゆえ、つまらぬことも見聞きしてしまいますが、普通に考えれば、職場も業種も違う他人の所得にどうこういうのはおかしなことです。

プロ野球は夢を与える商売といわれます。

プレーで魅了するのは勿論、(露骨な表現ですが)活躍次第で大金を手にできるというのも夢を与えるのかもしれませんが、その部分は高級車に乗って球場入りする様子などから、想像するで良いような気がします。
posted by たて at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

ウィンターリーグに参加・・・

こんばんは。

女性初のプロ野球選手として注目の吉田えり投手が来年のアリゾナウィンターリーグに参加するそうです。

このリーグには日本からだけでなく、世界各国から180人近い選手が参加し、メジャーリーグのマイナー球団や独立リーグの球団との契約を掴む選手もいるそうですが、吉田えり投手は新たな挑戦、実戦経験を積むため参加するそうです。

チャレンジすること、経験を積むことは大切なことですし、個人が選択したことですから、かまわないのですが、私的には国内でやるべきことがあるのではという思いがあります。

これは私が吉田投手を高校生であるとか、女性といった見方でなく、1人の野球選手と見ているからですが、正直なところ、関西独立リーグの神戸に所属していた際の監督解任以降の行動に好感が持てません。

そのときのマスコミの報道にも疑問があるのですが、残念ながら、女子高生の野球選手という見方で捉えられ、一野球選手として見られていないなと実感しました。

今回のウィンターリーグ参加もそうですが、好奇の目で見られているのは否定できないと思いますが、吉田投手に必要なのは女性といった見方でなく、野球人としての目で、まわりが育ててあげることではないかと思いますし、今の状況は甘やかしてしまっているように感じます。

吉田投手に対しては応援している方も大勢いらっしゃると思いますが、反面、厳しい見方をされる方もいます。

私は女性が野球をすることを否定する気はありませんが、これまでの報道から一生懸命さや努力しているといったことが伝えられず、ただ登板のみに注目がいくのは残念に思います。

はっきり言えば、アイドルではないのですから、ちやほやせず、野球選手として見て評価することが大切です。

ウィンターリーグで通用するかしないかは、やってみないとわかりませんし、私にはこういうことはどちらでもいいのですが、この先、所属球団が決まったらまずは、1年間プレーしてもらいたいと思います。

posted by たて at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 独立リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

教授のお話

こんにちは。

今日は今季19年間の現役を終え引退された、元ロッテの小宮山悟投手がITmediaエンタープライズに掲載された記事を御紹介します。

「頭を使わない選手は何をしても駄目」

19年間のプロ野球生活にピリオドを打ち、今シーズン限りでの引退を表明しました。これまで長年にわたり身体を酷使していたので、少し身体を休めて、2010年1月からは野球評論家としてプロアマ問わず野球界にかかわっていくつもりです。

 それと並行してバイオメカニクスに関する研究も進めていきたいと考えています。わたしは2006年から2008年まで早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科に在籍し、投球フォームに関するバイオメカニクスを専攻していました。当時、教授に言われたのは、同じ145キロのボールでもなぜ1イニングと7イニングで球質の重さが変わるのかと。野球では一般的な表現ですが、野球を知らない人にとっては、同じボールなのに重く感じたり軽く感じたりというのは不思議で仕方ないというのです。実はボールの回転数が影響しているのはある程度認知されているので、回転数のどこを基準に球質の重さが変わるのかを明らかにできればと思います。

 研究は好きですね。普段からいろいろなことに対して自然と疑問を抱くことが多い性格なので、その都度、書籍などで調べものをしています。勉強は好きではありません。試験合格や資格取得のために何とか知識を身に付けようとするのが勉強ですが、研究は極端な話、身になりません。わたしは身にならないものに費やす時間が好きなので、四六時中、頭の中でごちゃごちゃと考えています。

 思考することはまったく苦になりません。現役時代、先発ローテーションに入っていたころは1週間に1度しか試合で投げないため、時間がたくさんありました。チームの試合を見ながら「自分ならこうした、ああした」と日ごろからシミュレーションしていました。試合前の準備段階でかなり頭を使っていましたね。

 ですから、自分自身で確立したデータを持っていました。例えば、球団から対戦チームの打者の情報などが提供されるのですが、さほど重視していませんでした。ある程度の傾向はつかめますが、あくまで自分のデータを活用していました。



主審も味方に

 1997年に最優秀防御率投手になった要因として、データを十分に活用できたことが大きいでしょう。この打者はどういった球種が好きで、どのコースを見逃すかなどを把握していれば、早いカウントから打ってもらうよう仕向けて、球数を抑えることができます。2、3球で打者一人を処理するような投球をしていましたね。

 人にはそれぞれ最大速度があるため、いくらそれ以上速く投げようとしても難しいわけです。けれど、遅いボールはいくらでも投げられます。全力で投げて140キロであれば、わざと少し抜いて135キロのボールを投げたり、同じ変化球でも速い変化球と遅い変化球を使い分けたりと、緩急はかなり有効に活用していました。

 さらに当時は主審を味方につけており、カウントを容易に整えられたことも大きいですね。前シーズンや春季キャンプの投球を見てきており、コントロールが良いという先入観で判定するようになっていました。ある程度きわどいコースのボールはストライクと判断してくれました。いつもストライクを取るところに投げてボールと宣告されたら、少し含み笑いをして主審にプレッシャーをかけました。すると次からは間違いなくストライクになりました。



頭で理解できない選手は駄目

 研究好きが功を奏したのか、野球人生を通じて多様な球種を習得しました。振り返ると、小学生のときに投げたカーブが基本になっています。逆の回転を与えれば反対に曲がるし、回転の速さを変えれば曲がり幅が小さくなるだろうと仮説を立てて実践していました。誰にも教えられることなく変化球を投げるようになりました。

 投げ方は身体で覚えるのも必要ですけど、それ以前に頭である程度理解していなければスムーズに習得できません。何人もの選手を見て築いた自論です。カーブの投げ方を教えてくださいとやって来る選手がいて、基本的なことは教えてあげるのですが、うまく投げられない。そうしたときに、「なぜ自分はカーブが投げられないのか」について深く考えない選手は何をやっても駄目でしょう。次のステップに進めません。きちんと考えられるかどうかが分かれ目だと思います。わたしの場合は、いつも「なぜ」というキーワードが頭の中にありました。そのため、次のステップに進むにはどうすればいいか、すぐに切り換えて考えていました。

 ほとんどの変化球は投げられるのですが、どれだけ努力してもナックルボールは習得できませんでした。バレンタイン監督からも投球の幅を広げるために投げろと言われたため、投げ方を模索した結果、ナックルボールのような変化をする魔球「シェイク」が生まれました。ただし、正式なナックルボールではありませんし、ナックルボールを投げる人に対する敬意もあったので、シェイクと名付けました。

 ところで、「投げる精密機械」「ミスター・コントロール」といったニックネームがあるそうですが、自分で名乗っているわけではないので勝手にしてくれという感じです。わたし自身はコントロールがかなりアバウトだと思っています。性格についても、完璧を求めているように見えて、意外と及第点は低いところに設定していたり、ざっくばらんなところがあります。気難しそうだという周囲のイメージとのギャップが大きいようで、初めて会った人に「こんな人だとは思わなかった」とよく言われますね。

 あえて完璧主義のように振舞うこともあります。若手選手はわたしのことを怖くて近寄りがたいと言いますが、「近寄るな」というオーラを出していますし、実際に怖い部分もあるはずです。例えば、野球を教えてほしいと相談してくる選手には丁寧に教えてあげますが、きちんと体得できなかったり、頼んできたにもかかわらず途中で投げ出してしまうようであれば、二度と許さないという厳しい態度で接しています。(談)


 記事中にあります「投げ方は身体で覚えるのも必要ですけど、それ以前に頭である程度理解していなければスムーズに習得できません。」というのは、その通りですね。

 小宮山選手が仰っているのと解釈が違うかもしれませんし、イメージという言葉が適切かはわかりませんが、頭でどのように身体を使うのかが描けないと上手くいかないように思います。

 また、「遅いボールはいくらでも投げられます」「全力で投げて140キロであれば、わざと少し抜いて135キロのボールを投げたり、同じ変化球でも速い変化球と遅い変化球を使い分けたりと、緩急はかなり有効に活用していました」というのは、投球のパフォーマンスにおいて有効であり、ヒントを与えてくれてます。

 緩急というとストレートと変化球や変化球の種類でつけるものと思われますが、ストレートにスピード差を持つことで作れますからね。

 高校生年代では難しいというかストレートで緩急をつけるという意識や発想があまりみられませんが、大学野球の関係者にお話を聞いたところこのようなことを実践している投手もいるそうです。


 この記事は前編で今後、どのようなお話が聞けるのか楽しみですし、参考になります。
posted by たて at 11:33| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

ホークスの外部トレーナー問題

こんばんは。

このブログでも取り上げてきたソフトバンクの外部トレーナーの問題ですが、川崎、杉内選手に続き松中選手も契約更改の席で訴えていくそうです。

松中選手は私見で、「パーソナル(選手が個人契約しているトレーナーのこと)を外すなら、トレーニングコーチやトレーナーを増やすべきだと思う」とコメントしています。(西スポより)

一方、斉藤投手からは、この件を肯定するコメントがありました。

斉藤投手は「不都合な部分はあるけど、組織としてはそれが普通かと思う」「環境を改善してもらってるのに勝っていない。甘えがある」「チーム全員が同じ方向を向く必要がある」とコメントしています。(西スポより) 

誤解がないように申し上げますが、斉藤投手はこれまでチームトレーナーの増員を要望するなど、選手環境のことは勿論、考えていらっしゃり、そういう要望を受け入れてもらっているのに、結果が出ていないことを踏まえてのものです。

この結果というのは優勝にあたると思います。

どちらが良く、悪いとかで判断できる話しではありませんが、両者のコメントから感じられるのは、勝ちたいということ。

考えてみれば、斉藤投手こそ専属のスタッフをつけて、自身の復帰だけを目標にしてもおかしくないはずなのに、それと逆行することを受け入れるのは、チームのことを考えればこそかと思います。

まして、2年間登板できない状況で肯定するコメントをすれば、意図していない解釈をされてもおかしくありません。

また、この問題を怪我や故障の面のみで捉えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、松中選手のコメントにもある「パーソナルを外すなら、トレーニングコーチやトレーナーを増やすべきだと思う」のトレーニングコーチの部分を見落とさないでもらいたいのです。

トレーナーの役割は多岐に渡りますが、その主たる目的は障害予防になるので、怪我や故障に注目がいくのでしょうが、選手が個人契約をしている場合は、これらも確かにありますが、パフォーマンスの向上を目的にしたパーソナルトレーニングをおこなっています。

だからこそ、松中選手のコメントにあるようにトレーニングコーチの増員が出るのですが、個人契約でおこなっている場合は、当然、マンツーマンになるでしょう。

トレーニングメニュー作成にあたっては、いくつか原則があり、その中に個別性の原則があります。

何か難しく思われるかもしれませんが、野球でいうルールと同じで、個人の体力や能力に応じてメニューを作成しましょうということになります。

育成選手を含めると70人以上になる、この作業を年間を通じて、少数のスタッフでおこなうのは、スタッフの能力が高くても大変な作業ですし、許容人数を超えるのではないかと思います。

私的な結論は、以前の記事にも書いた通り、目的を明確にすることですが、来季はこの点からも結果がより問われるかと思います。


posted by たて at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

64

こんばんは。

オフシーズンに入ったプロ野球ですが、ソフトバンクでは2選手の背番号変更がありました。

これまで8だった江川選手は43に24だった高橋徹投手は64に変更になりました。

64といえば、これまでニシが着けていた番号ですね。

てっきり、新入団選手が着けるのかと思っていたので、高橋徹投手の背番号変更は意外でしたが、何れにしても誰かしら着けますからね。

64を別の選手が着るというのは寂しい気持ちもありますが、彼は104でスタートしてますから、チームに貢献できるように頑張ってもらいたいですね。
posted by たて at 18:57| Comment(6) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

杉内投手も意見交換へ

こんばんは。

先日、選手会長の記事にてソフトバンクの選手が個人契約するトレーナーの今オフから球団施設の利用ができなることをとりあげましたが、この件について、杉内投手も契約更改交渉などで球団と意見交換をする意向とのことです。


杉内異議あり 今オフ個人トレーナー 球団施設立ち入り禁止 練習効率の低下懸念“門戸解放”を

 今シーズン最優秀投手(最高勝率)と最多奪三振の2冠に輝いた杉内俊哉投手(29)が29日、球団に対し個人トレーナーへの「門戸開放」を要請する考えを明かした。
今オフから外部トレーナーの球団施設への立ち入りが禁じられたが、自らも専属トレーナーを抱える立場から練習効率の低下を不安視。
十分な説明がなされていない点も含め「僕は納得はしていない」と、12月24日に予定される契約更改交渉などを通じて意見交換する構えだ。

■「納得してない」

 球団には球団の、選手には選手の立場がある。
「僕は納得はしていない。不安に感じていますよ。急に決まったし、詳しく話を聞いていないからね」。
球団施設から締め出される格好となった個人トレーナーの処遇に、杉内が異議を唱えた。

 今季開幕にあたり、選手にはオフから外部のトレーナーが球団施設内に入れないとの通知がなされ、シーズン中も行動区域は制限された。
秋季キャンプでも球場施設内に立ち入れないため、個人トレーナーを宮崎に呼ばない選手が多かった。

 ただ個人トレーナーの施設立ち入りを、日本ハムは容認、巨人は不可と、球団ごとに対応は分かれている。
特にホークスは主力をはじめ個人トレーナーと契約する選手が多い。
昨季まで故障者が続出し、球団が一括して管理する態勢を取ろうとしても無理はなかった。

 杉内は2006年オフから三菱重工長崎の後輩でもある
河村トレーナーと契約。
前年の沢村賞から一転、7勝にとどまった年だった。
その後は07年から3年連続2ケタ勝利で、通算でも斉藤と並ぶホークス現役最多79勝。
「個人トレーナーを雇ってから成績を残している僕としたら、納得はできない」のも道理だ。

 秋季キャンプ後、ヤフードームでの練習時にキャッチボール相手がいないと漏らしてもいた。
「血行障害がある僕は冬場はドームを使えないとキャッチボールもね…」。
こうした事情、残した成績は個別のケースで、全体論でないとは理解しているが、十分な説明と議論は必要との考えだ。

■交渉時意見交換

 今後は「代表と話すと思う」と、エースとして投手陣の最後に予定される契約更改交渉の場も通じて意見交換を図る。
選手会副会長の立場もあり、新会長の川崎を中心とした選手会内での意見集約もした上で主張するつもりだ。


所感の前に、お詫びと訂正でがございます。

記事によりますと日本ハムも個人トレーナーの施設立ち入りを容認しているとのことでした。

お詫びして訂正させて頂きます。


さて、記事中には十分な説明がなされていないとあります。

これまで可能だったものが不可となるのですから、選手側も説明を求めるのは当然ですね。

今季開幕にあたり、選手にはオフから外部のトレーナーが球団施設内に入れないとの通知をしたとはいえ、それで選手は納得しないでしょうね。

私の場合は球団施設にてコンディショニングをするといったことはありませんでしたが、杉内投手をはじめ、契約している選手にはシーズン中のコンディションに影響してきますから、十分な話し合いは必要ですね。

リーグは違いますが、容認している球団もそうでない球団も日本シリーズに進出していますから、チームの成績だけで論じる問題ではありませんし、シーズンを通してプレーできるコンディションが保て、パフォーマンスが発揮できるかを考えなければならないと思います。

前回も申し上げましたが、球団主導で決めたことなのか、現場からの要望なのか、この経緯はわからないのですが、意図を説明し、そうすることで来季、何を変えていくのか(目指すのか)伝える必要はあるでしょうね。

球団側はマイナス面があるか変革の必要性を感じてのことでしょうが、個人契約している選手側は、このこと自体がマイナスと感じてますから、難しい作業ではありますが、一方的では不満だけが残ります。

溝が埋まる方向に向かうことを期待しています。
posted by たて at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする